そうはいってもやっぱり怒らない方がいいような気がしてきた
2016年 11月 18日
怒らない育児と袂を分けたのは、はっきりは覚えていないがたぶんイヤイヤ真っ最中くらいの時だったと思う。
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できるかい、と思った。単純に無理。ムーリーーーーー(ゼーローのノリで)と思ったから諦めた。
後付けではあるけれども、世の中にはいろんな理不尽もあるし、私が大学時代に住んでいた地区では(OさかのAびこ)路上で急に怒鳴り散らかしてくるオッサンとかもいたりしたのに、
親にも怒られたことないのに、ではどうしようもなかろう、と思ったりした。
なのでイヤイヤの途中くらいから、遠慮なくガンガン怒っていた。
ありのままの姿見せるのよ、どころか育児ストレスが募ったことでありのまま+アルファみたいな怒りん坊母さんになって、
たくさん怒ってたくさん泣かして自分も少しだけ泣いたりした。
娘のイヤイヤは2歳から2歳半くらいまでが絶頂期で、
2歳8カ月になった今は少し落ち着いている。
歯磨きも普通にできるしギャーーーーンとなってからのリカバリーもだいぶ早くなったように思う。
その分今度は反抗期に突入したようで、
「もうお母さんと遊ばない」とか
「お母さん嫌い、お父さんにする」とか
まぁ子どもらしい小憎たらしさを見せたりして、3歳が近づいているなぁ…という感じがする。
しかしここ最近、これはガンガン怒りまくったことの後遺症か?と思う症状が現れた。
1、機嫌をとる
もともとよく「お母さん大好き」と言ってくれるのだが、それが明らかにご機嫌とりの時がある。
心から言ってるんだなという時と比べてトーンが落ちているし、目も怯えている。あとしつこい。何回も言う。
2、ちょっと怒っただけで「お母さん怖い」とガン泣き
こっちとしてはそんなに腹が立っていないけれども、教育上少し怒った演出をする時がある。
そんな時でも引くくらい泣かれる。たまに「優しいお母さんに会いたい」と言われたりもする。
私としては、元気な時や手が空いてる時、機嫌のいい時はなるべく明るく楽しく接しているつもりだし、
最近はそんなに怒ってないと思うし、娘の願いは公序良俗に反することやどうにもならないこと以外は基本叶えていて、時々甘やかしすぎかな?と心配しているくらいなのに、下の子と上だと3対7くらいで上に構っているつもりなのにどうしてこうなった?と思う。
不本意ですらある。
だけど今日、家に実母が来ており、お母さん怖いーーーーーギャーーーー!!となったので、
「そんなに怒ってないやん…」
みたいなことをボソっと言ったら
実母が「子どもは抱きしめたこととか優しくしたことより怒ったことを覚えているのよ」というので
私「いやあんたは少なくとも私が物心ついてからは終始怒ってましたやん」
みたいなことを思わず返し、ちょっと曇った実母の顔を見て「いらんこと言うたかな」と思った次の瞬間、
うわぁこの会話そのまんま30年後娘としてそう…
と思って心底げんなりしてしまったのであった。
いやだいやだ。ノーモアこじれた母子関係。
あとこっちとしてはいろんな紆余曲折や意味があって怒ったことでも、
現状「なんか知らんけどお母さんむっちゃ怖い」としか娘が感じていないことが
ありありと伝わってきたので、やっぱりできれば、そりゃいろいろあってめちゃくちゃ難しいしそれで追い詰められたら身も蓋もないけれども、でもできれば、できるかぎり、可能な限り、少なくとも娘がまだ物の道理が分からない幼児のうちは、怒らない方がいいのかもなぁ(字の小ささは自信のなさの現れ)と思ったのだった。
あーーーもっかい禅の本読もう。
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by koto316
| 2016-11-18 21:58
| 育児